加速するペロブスカイト太陽電池産業
昨日、23年2月8日も関連銘柄が上がっているようです。
ここでは、ペロブスカイト太陽電池に関連するメーカーをリストアップしていきます。
関連銘柄
積水化学工業[4204]
2022年12月に東京都が積水化学[4204]が
フィルム型ペロブスカイト太陽電池の共同研究を行うことを発表しました。
また、2022年8月にJR西日本[9021]が開業予定の「うめきた(大阪)駅」に
同社のフィルム型ペロブスカイト太陽電池を導入することを決定してます。
ホシデン[6804]
情報通信部品大手の会社になります。
基本事業は コネクタの製造・販売ですが、
新規事業としてペロブスカイト太陽電池産業に参入してます。
京都大学発のスタートアップ「エネコートテクノロジーズ」にも出資。
23年度に量産準備、24年度から量産開始を宣言してます。
東芝[6502]
2018年に自社の持つメニスカス塗布技術を活用して
面積で世界最大のフィルム型ペロブスカイト太陽電池モジュールを開発しています。
パナソニック[6752]
ガラスを基板とする軽量化技術でアプローチ
米ネバダ州で開かれる「CES2023」にて ペロブスカイトを葉に見立てたツリーを展示予定
2026~2027年度に実用化を目指して開発中
リコー[7752]
「色素増感」「有機薄膜」「ペロブスカイト」の3種類の有機系太陽電池を開発中
宇宙航空研究開発機構(JAXA)と共同研究をおこなっています。
三菱マテリアル[5711]
ホシデン同様、「エネコートテクノロジーズ」に出資
特に鉛フリーのペロブスカイト太陽電池の開発に取り組んでます。
フジプレアム[4237]
液晶パネル光学フィルターなどの製造・販売を手掛ける企業
京都大学の「フィルム太陽電池研究コンソーシアム」に参加しています。
同社独自の技術でペロブスカイト太陽電池の実用化を目指しているようです。
その他
「フィルム太陽電池研究コンソーシアム」に参加しているほかの企業
AGC[5201]
サカタインクス[4633]
堀場製作所[6856]
ニチコン[6996]
星光PMC[4693]
など
派生の関連銘柄
ペロブスカイト太陽電池を量産する上で主原料の一つにヨウ素があります。
このヨウ素は 世界産出量の約30%が日本なのです。
「ペロブスカイト太陽電池の量産→ヨウ素の需要UP→関連銘柄の業績UP」
そんな銘柄がこちら
K&Oエナジーグループ[1663]
伊勢化学工業[4107]
まとめ
各社 実用段階まであと一歩のところまで来てます。
設置コストの安さ、入手コストの安さなどから考えて
リリースされれば、普及はあっという間と私は考えます。
このペロブスカイト太陽電池レースは どれだけ早く動けたかではないかでしょうか!
今後も この分野に注視していきたいと思います。
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