株や投資について いろいろな記事を書いておりますが、
元手となるお金が無いと話が始まりません。
しかし、漠然と貯金といっても どれくらい貯めるのが普通なの?
ってなりますよね。
世の中の貯金にまつわる知識と私の考えをまとめてみました。
ぜひ、皆さんのご参考になればと思います。
世間一般の貯金額について_平均値と中央値
まずは 自分の立ち位置を確認するために世間一般の貯金額を見てみましょう。
総務省統計局から2023年5月12日に公表された【2022年_家計調査報告】によると
「二人以上の世帯」・・・平均貯蓄額:1901万円 / 中央値:1168万円
さらに私たちと同じ「世帯主が働いている世帯」(ただし、会社の社長、取締役などの役員世帯は除く)は
「二人以上の世帯のうち勤労者世帯」・・・平均貯蓄額:1508万円 / 中央値:928万円
の様です。
この結果から世間の約半数の人たちは 貯蓄額1200万円以下であることがわかります。
また、貯蓄の種類別内訳も公表されてます。
私たちと同じ「世帯主が働いている世帯」の内訳は下記のとおりです。
現金の貯金が62.4%
保険関係が21.3%
株などが12.9%
その他が3.4%
となってます。
現金での預金が大半を占めているのは国民性がでていますね。
某大国では 現金預金よりもリスク資産(株など)の割合が多い傾向にあります。
皆さんのご家庭はいかがでしょう。
貯金額1000万円以下の方が大半ではないでしょうか?
当然です!!
社会に出て稼ぎ始めた時期も違えば、家庭環境も違います。
ですので、「世代別」&「既婚/独身」での貯金額を確認してみましょう。
世代別の貯金額について_平均値と中央値
データの参考元はみずほ銀行様の[みずほ銀行お金アカデミー]を使わせていただいています。
独身の方は年齢が上がるにつれて 平均値が高くなっている一方、中央値がかなり低いです。
これは 各世代ごとの半数の人たちが中央値以下の貯金しかしていないことになります。
つまり、貯金への関心が薄い傾向にあると言えるでしょう。
既婚の方は独身の方に比べて平均値も少し高く、中央値も高い傾向にあります。
これは 共働き世帯の影響もありますが、一番は子育てなどに向けた貯金だと思います。
つまり、貯金への関心が強い傾向にあると言えるでしょう。
先ほどよりも自分の貯金額に近くなりましたね。
世間から見て自分の立ち位置を確認できたのではないでしょうか?
平均よりも上だった方も平均よりも下だった方も
次は自分の貯金力について確認してみましょう。
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